京都といえば清水寺でしょう〜なんて外国人みたいな事を思って
バスに乗ったら小銭が無かったので運転手さんに
バスカードいただけますか?」ときいてみる。
5千円札を出したらものすごい不機嫌そうに
「つりはないから」おわり。
ひ、ひどいそんな言い方...怒る事ないじゃないか〜
ほっぽりだされ、ひとまず席に戻る。
で、どうすればいいわけ??
もうバス停は3つは進んでいるし降りるといったら無賃扱い?
バスカードを5枚買え!! と言う事?
このまま行き着くところまで乗ってバス会社までいくか。考えてましたら、
隣に小柄なおばあちゃまが乗って来られ、とっさに私は
「すみません、5千円札...両替していただきたいのですが...」
そうしたら、とっても優しい方で私の突然の失礼な問いに「どれどれ」と言いながらお財布を見てくれました。
「ありましたよ」
とおばあちゃまは笑顔で、五千円札を交換してくれました。
「本当に本当にありがとうございます。」

しばらくバスの中で一緒でした。
私は何かお礼がしたかったのですが、何も持っていないし
住所をいきなり聞くのもおかしいよね〜あ〜あ〜
あ〜レイキ!! でもいきなりだと宗○勧誘と思われるかな〜
なので遠隔。
でも私がバスを降りる時に、両手で握手を求めてレイキを流させていただきました。
おばあちゃま、手を差し出されて初めびっくりなさっていましたが、
両手で握り返してくれて、
『やわらかくて、あったかい手ね〜ありがとう。」
と、やわらかい京都弁。
二人の周りは暖かいレイキに包まれていました。
言葉ではない何かが伝わったのかな?
お礼を言うのは私の方なのに。
おばあちゃま、ありがとう。

バスを降りて私とおばあちゃまは見えなくなるまで手を振っていました。


ちなみに、悪役をかって出てくれた運転手さんにも、ありがとうなんですよね。
おかげで素敵な出会いがあった事、彼は知らずに今日もバスを走らせているんだろうな〜
人生って人それぞれ。おもしろい。